金沢大学医薬保健研究域医学系 人体病理学教室 (第2病理学教室)

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金沢大学附属病院

ご挨拶Greeting

教授原田 憲一

はらだ けんいち

 

インタビュー記事
「新教授に聞く」
(医療情報誌「医心」SENSHIN43号)

この度、平成26年5月1日付けをもちまして、病理学教室(病理学第二)を担当する教授に就任いたしました。多くの方々に支えられての就任であり、皆様には心より感謝申し上げます。初代の杉山繁輝教授、二代目の石川太刀雄丸教授、三代目の太田五六教授、四代目の中沼安二教授に続いて、私は五代目の教授となります。中沼前教授が築き挙げた肝臓病理学の伝統と継承に加えて、金沢大学病理を支える一講座として、分子細胞病理教室(大井教授)、金沢大学附属病院病理部(池田准教授)とともに尽力してまいりたいと思います。

私は大阪出身で、平成3年に金沢大学医学部卒業後、直ちに中沼教室の大学院生となり肝胆道系を中心とした人体病理学を学びました。平成6年からは米国カルフォルニア大学Davis校リウマチアレルギー臨床免疫学教室に留学する機会を頂きました。原発性胆汁性肝硬変(PBC)のミトコンドリア抗体の主要対応抗原であるPDC-E2の同定とクローニングで有名なGershwin教授のもとで約一年半、PBCの病態解析に従事しました。私にとって純粋な基礎研究に没頭し、多数の研究者から教えを頂いたとても貴重な留学であり、その後の研究に取り組む上でなくてはならない経験をさせていただきました。帰国後も、中沼先生のもとでPBCを含めた肝胆道系疾患の病理学的解析に従事し、現在に至っております。

教室紹介

病理学 Pathology は医学の中では、最も歴史の古い学問の1つであり、その存在意義と役割が常に問い続けられている学問でもあります。現代病理学では、主として疾患の原因とその成り立ちを研究し、さらに病理診断業務を通じて臨床医と共に患者さんの治療方針や予後を考える研究診断分野と言えます。
私達の研究室(金沢大学医学部第2病理学、平成14年4月から金沢大学大学院医学研究科形態機能病理学)では、診断業務、研究、教育を行っています。

教室での業務と目標

  1. 病理診断:
    生検材料、外科的材料、剖検材料、さらに細胞診での病理診断学を行っています。全身の臓器を対象としていますが、特に肝胆道系疾患を専門としております。また、テレパソロジーを用い、遠隔地病院での病理診断業務サービスも行っております。
  2. 研究:
    病理形態学、分子生物学、培養法などを方法論として用い、疾患の成り立ちの研究を行っています。現在は肝胆道系疾患(特に、原発性胆汁性肝硬変、肝内結石症、肝癌など)に集中していますが、今後はその他の臓器での研究の展開も計画しています。
  3. 教育:
    医学部学生の病理学の講義、大学院医学研究科学生(病理系)の講義を行っています。それにCPC(臨床病理カンファランス)やその他のカンファランスを通じて卒後教育も行っています。特に、CPCは剖検症例の全例を行っており、臨床各科および連携病院の先生方からは好評です。
  4. 目標:
    人体材料を中心とした病理学的研究を行い、得られた研究成果を世界に発信することにより、医学、科学の進歩に寄与し、さらに優れた医療従事者、研究者を育成することです。